母ちゃんの母ちゃん葬儀ネタ
サナオの入試が来週に迫り、何もしないサナオにモヤモヤするしかないワタクシです。
結局、私立高校を専願。
受かって欲しいけど、受かったら受かったで支払う入学金50万円は誰が払うんだろう…という更なるモヤモヤ。
って事で、現実逃避で(?)実母の葬儀ネタでも。
実母が危ない、という連絡を兄からもらったのは1月6日午前3時頃。
その時間帯はもちろん電車はなく、タクシーはこの時間帯は事前予約制なので呼べなくて、
電車の始発を待つしか無い状況。
間に合うかな、どうかな、と思っていたけと、3時30分頃に「息を引き取った」と連絡が来ました。
12月に施設に面会に行った時、「年末かお正月にサナオ連れて来るからね」と言ったけど
昼夜逆転で絶賛引きこもりのサナオが動く事はなく、
結局サナオを連れて行ったのは去年の夏が最後だったのが心残り。
とりあえず始発で実家へ向かいながら、何をやらないといけないかなぁと思ってました。
「葬儀はしないでいいわ、お墓もいらないわ」と生前実母が言ってたけど、形式でいいからお別れをさせてもらおう。
友達も多くて、仕事のからみの知り合いも多かったけど、このご時世だとお知らせするのも気が引けるなぁ、とか色々考えながら
まずは遺影を探そう。
って事で、ノートパソコン持参(写真はデータ化してパソコンにある)で実家へ向かい、
実家で写真フォルダ内を探してました。
が、いい写真がない❗️
写真屋さんで撮った様な写真、無いだろか?
そういえば、サナオのお宮参りとか七五三の写真は実母もいるぞ❗️
と、写真屋さん(というかスタジオ●リス)で撮ってもらって
台紙に挟み込んでもらった写真を見てみよう❗️と、リビングに置いてある写真一式を見てみたものの、
お宮参りも七五三も実母がいない‼️
(元義理両親だけだった…)
あ、このちょっと違う台紙の写真、禁断の写真なのはわかっているけど
ここに実母が写っているのは覚えてる…💦
その禁断の写真を勇気を出して手に取りました。
まだこの世にあったのか…
写ってる人、私以外は全員死んだな…
と、私が白いドレスを着ていて、懐かしのぢぢぱぱがタキシードを着ていて、
両家ジジパパもおめかししている写真、私の暗黒史の始まりの写真。
でもこの実母の写真、みんなの印象にあるのって、この頃のこの姿でない?と、なり、結局その写真を遺影に使いました。
葬儀屋さんに台紙ごと写真を持っていって、「お恥ずかしい写真ですが」と渡し、
台紙に挟んであると上手くデータに取り込めないかもしれません、と言われた時に
「台紙は剥がしてもらっていいです、ついでに処分してもらいたい位です」
って言ったら「色々あったんですね」と苦笑いされました。
結局、台紙ごと写真は戻ってきましたが、後日燃えるゴミの日に捨てました❤️
葬儀屋さんで、検死から戻ってきた実母とやっと会えましたが、
寝ている実母は何度も見てきたけど、起きない実母は初めてだなぁ…と思ったかな。
施設に入って3年近く、だいぶ痩せちゃったし、痴呆も進んで私のこともわかってなかったけど、
読みたがってた本も今頃しこたま読んでるかな。
そんな事を考えてました。
未だ亡くなった現実は納得出来てないけど、とにかく実母は自由に生きた人だったなぁ、という現実だけなんか痛感してるのが不思議。
次回、火葬中にいとこから聞いた、実母の衝撃の過去の話しです。